網膜色素変性症で障害基礎年金1級を取得、お子さんの加算も併せて年間約160万円を受給できたケース
相談者
女性(40代/パート内職)
傷病名:網膜色素変性症(眼の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級 (年間約160万円受給)
相談時の相談者様の状況
相談者様は、小学生の頃から暗い場所や夕方以降に見えにくさがあり、段差でつまずくことが多い状態が続いていました。成人後も暗所での転倒や衝突が繰り返され、視力低下や乱視の説明は受けていたものの、原因がはっきりしないまま生活を続けていた経緯がありました。
令和3年にコンタクトレンズ処方で受診した眼科で網膜色素変性症の疑いを指摘され、大学病院へ紹介となり、大学病院で診断を受けています。その後、通勤や外出の危険性を自覚し、外での仕事は難しくなり内職に切り替えています。令和4年には身体障害者手帳2級の交付も受けています。
相談から請求までのサポート
主治医から障害年金を勧められたことをきっかけにご相談をいただきました。視覚障害は視力だけでなく視野の評価が要点となるため、診断書で確認する項目も最初に説明させていただきました。遠方であったためオンライン面談を行い、受診歴と現在の困りごとを丁寧に聞き取りました。暗所での見えにくさ、段差でのつまずき、夜間外出の制限、家事の危険、就労が内職に限られる背景などを具体的な場面で整理し、申立書に落とし込みさせていただきました。診断書に記入漏れがあったため、代理で診断書を記入された大学病院へ修正の依頼をさせていただきました。必要書類一式を整えて請求後は受付後も追加確認への備えや決定後の確認点まで案内させていただきました。
社労士からのひとこと
網膜色素変性症は、視力が一定程度保たれていても、視野狭窄や暗所での見えにくさが強く、移動や家事、就労に具体的な制限が出やすい傷病です。
このため、診断書の視野評価が適切に記載されていることに加え、日常生活での具体的な困難が、申立書の中で途切れず整理されていることが重要になります。
結果
決定内容:障害基礎年金1級
受給額:1,598,025円(令和7年度)(1,039,625円および、お子様3名の加算558,400円)
年金生活者支援給付金:81,756円(令和7年度)
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