双極性障害で障害基礎年金2級を取得、年間約81万円を受給できたケース
相談者
女性(50代/無職)
傷病名:双極性障害(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約81万円受給)
相談時の相談者様の状況
30代前半より精神科通院を継続されており、長年にわたり気分の著しい波や感情の不安定さに悩まされてきました。対人関係のトラブルや意欲低下により就労は不安定となり、日常生活にも支障が生じていました。障害者手帳は1級を取得していましたが、障害年金については平成13年初診であることは確認できていたものの、2017年に一度「程度が軽い」として不支給となった経緯がありました。その後も体調は安定せず、40代前半からはアルコール依存症の治療も受けておられました。年金事務所へ相談に通うものの手続きが進まず、「遡っての請求は何年まで可能なのか」と強い不安を抱え、当事務所へご連絡くださいました。
相談から請求までのサポート
まず年金事務所へ同行し、初診日が平成13年であることを改めて確認しました。再度の請求は可能であること、ただし診断書や受診状況等証明書の再取得が必要であることを説明しました。医療機関へ必要書類の作成依頼を行い、取得が難しい場合には年金事務所を通じて過去資料を取り寄せる方法もあることをご案内しました。また、病歴・就労状況等申立書については、長年の症状の波や生活状況を時系列で丁寧に整理し、日常生活への具体的な支障が伝わるよう一緒に作成しました。不安が強いご様子でしたので、手続きの流れや遡及請求の仕組みをわかりやすくご説明し、安心して進めていただけるよう支援しました。
社労士からのひとこと
長年治療を続けてこられたにもかかわらず、一度不支給となったことで大きな不安を抱えておられました。制度は複雑ですが、正しい手順で準備をすれば道は開けます。一人で悩まず、これまでの歩みを一緒に整理することで前に進めることもあります。安心して治療に専念できる環境づくりのお手伝いができれば嬉しく思います。
結果
決定内容:障害基礎年金2級(事後重症)
受給額:816,000円(令和6年度)
年金生活者支援給付金:65,400円(令和6年度)
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