双極性感情障害で障害基礎年金2級を取得、年間約83万円を受給できたケース

相談者

男性(50代/障害者雇用で就労中)
傷病名:双極性感情障害(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約83万円受給)

相談時の相談者様の状況

幼少期より落ち着きのなさや学習面での困難がみられ、成人後は仕事が長続きせず転職を繰り返していました。20歳頃に両親が離婚し単身生活となって以降、感情の起伏が激しくなり、対人トラブルも増加。平成24年頃に近隣トラブルを契機に精神科を受診し、双極性感情障害と診断されました。服薬治療を継続するも、気分の波や易怒性、不眠が続き、入退院や離職を繰り返してきました。
令和2年に一度障害年金を申請しましたが不支給。その後も体調は大きく改善せず、生活保護を受給していた時期もあり、保険料納付状況への不安も抱えておられました。令和6年に当事務所へご相談。主治医からは「前回申請時と状態が大きく変わらないため難しい」との見解もありましたが、現在は訪問看護や福祉サービスの利用を開始し、日常生活には相当の支援を要する状況でした。

相談から請求までのサポート

まずは市役所にて障害福祉サービスの相談を行い、実際の支援状況を整えていただくよう助言しました。訪問看護や介護サービスの利用実態が客観的に確認できる資料の準備を依頼し、日常生活での具体的な困りごとを整理。就労についても障害者雇用であることを主治医に正確に伝え、診断書へ反映していただくようお願いしました。
また、過去の不支給理由を踏まえ、病歴・就労状況等申立書では、転職や離職を繰り返してきた経過、対人関係の困難さ、意欲低下や身辺管理の支援状況を時系列で詳細にまとめました。保険料納付状況についても確認を行い、請求方法を慎重に検討したうえで再申請を行いました。

社労士からのひとこと

「前回不支給だったから無理かもしれない」と不安を抱えておられましたが、生活実態を丁寧に整理することで評価が変わる可能性があります。一人で抱え込まず、今の困りごとをそのままお話しいただくことが大切です。制度は正しく伝えることで道が開けます。

結果

決定内容:障害基礎年金2級(事後重症)

受給額:831,700円(令和7年度)

年金生活者支援給付金:65,400円(令和7年度)

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