左突発性大腿骨内顆骨壊死で障害厚生年金3級を取得、年間約61万円を受給できたケース
相談者
女性(50代/会社員)
傷病名:左突発性大腿骨内顆骨壊死(肢体の障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級 (年間約61万円受給)
相談時の相談者様の状況
発症は令和4年の春頃でした。当初は左膝の内側に痛みを感じる程度で、日常生活は何とか送れていましたが、徐々に痛みが強くなり、2年後の令和6年6月には我慢できない状態となりました。整形外科を受診したところ骨壊死が判明し、症状の改善が見込めないことから、翌月の7月に人工関節(人工膝関節)を挿入する手術を受けられました。
術後はリハビリを経て職場復帰を目指されていましたが、「以前のように動けるのか」「仕事に支障が出ないか」といった不安に加え、手術や入院にかかった費用、今後の生活費など経済的な心配も大きく、障害年金の受給が可能かどうか当事務所へご相談をいただきました。
相談から請求までのサポート
人工関節を挿入した場合、原則として障害等級3級に認定される可能性が高いですが、適切な等級判定を受けるためには、術後の経過や現在の就労状況を正確に伝えることが重要です。特に今回は、術後3ヶ月ほどで職場復帰をされていましたが、完全に元通り働けるわけではなく、会社からの配慮を受けている状態でした。そのため、「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、復帰後も「労働時間を短縮して様子を見ていること」「座り仕事中心の配置転換を受けていること」「重いものが持てず、階段の昇降には手すりが必要であること」「正座や長時間の立ち仕事・歩行が困難であること」といった具体的な制限事項を詳細に記載しました。単に「働いている」という事実だけでなく、周囲のサポートや制限があって初めて就労できている実態を明確にすることで、審査側に現在の困難さが正しく伝わるようサポートさせていただきました。
社労士からのひとこと
手術を乗り越え、お仕事に復帰されるにあたっては、体調面でも精神面でも大きな不安があったことと思います。職場での配慮事項など、細かい状況を丁寧に教えていただけたおかげで、スムーズに申請を進めることができました。受給が決まったことで、少しでも経済的な安心につながり、無理せずご自身のペースでお仕事を続けていける支えになれば嬉しいです。お体、どうぞ大切になさってくださいね。
結果
決定内容:障害厚生年金3級
受給額:612,000円(令和6年度)
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