アテローム血栓性脳梗塞で障害厚生年金2級を取得、年間約128万円を受給できたケース

相談者

男性(40代/無職)
傷病名:アテローム血栓性脳梗塞(肢体の障害・言語障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級 (年間約128万円受給)(遡及分6,729,023円受給)

相談時の相談者様の状況

発症は平成27年、30代の頃でした。深夜に自宅で就寝中に異変を感じ、ベッドから降りようとしたところ左半身が動かず転落、救急搬送され「脳梗塞」と診断されました。懸命なリハビリを経て、約1年半後には職場復帰を果たされました。当時はフォークリフトの運転業務で、会社から「重い荷物は持たなくて良い」などの配慮を受け、動かない左手をカバーしながら右手のみで業務をこなしていました。しかし、片手での作業は体への負担が大きく、腰を痛めるなどして無理がたたり、令和2年に退職を余儀なくされました。
現在はハローワークで求職活動をされていますが、左手はボタンかけ等の細かい動作ができず、入浴や着替えにはご家族の介助が必要な状態です。「発症から時間が経っているが、遡って請求できるか」と当事務所へご相談をいただきました。

相談から請求までのサポート

発症から約9年が経過していましたが、障害認定日(初診日から1年6ヶ月後)の時点ですでに左半身の麻痺や動作制限があったため、時効にかからない過去5年分の年金を請求する「遡及請求」を行う方針で進めました。ポイントは、当時のカルテの確保と、現在の日常生活動作(ADL)の正確な評価でした。診断書の作成依頼にあたっては、限られた診察時間内では伝えきれないご自宅での詳しい状況(着替えや入浴にどの程度の介助が必要か、復職時もどのような制限があったか等)をまとめた参考資料を作成し、ご本人から医師へ渡していただきました。医師に実情を正しく知っていただくための情報提供を行い、スムーズな診断書作成をサポートいたしました。

社労士からのひとこと

発症後、お体に不自由を抱えながらも、右手一本で懸命にお仕事を続けられてきたこと、本当に頭が下がる思いです。ご相談いただいた際は、無理をしてお仕事を辞めざるを得なかった悔しさもおありだったかと思いますが、当時のカルテも無事に残っており、遡って認められたことでまとまった一時金を受け取ることができました。これで当面の経済的な不安は解消されたかと思います。これからはご自身の体調を第一に、焦らず次のステップへ進んでいってくださいね。

結果

決定内容:障害厚生年金2級(遡及)

受給額:1,283,302円(令和7年度)(遡及額:6,729,023円)

年金生活者支援給付金:65,400円(令和7年度)

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