うつ症で障害厚生年金3級を取得、年間約62万円を受給できたケース
相談者
男性(40代/無職)
傷病名:うつ病(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級 (年間約62万円受給)(遡及分2,396,447円受給)
相談時の相談者様の状況
令和2年3月頃、職場での強いストレスから不眠や気分の落ち込みが現れ、精神科を受診したところ「うつ病」と診断されました。当初は休職して療養に努めましたが症状は改善せず、運送業の仕事を退職せざるを得なくなりました。その後、別の会社へ転職を試みるも精神的な不調から短期間で退職となり、令和3年以降は就労ができない状態が続いていました。令和5年秋には、外出先で道を間違えたことをきっかけに大きなパニック発作を起こして救急搬送され、それ以降はさらに外出や対人関係に対する強い恐怖を感じるようになりました。現在はご実家で療養されていますが、日中も強い疲労感や眠気があり、睡眠導入剤がないと夜も眠れないなど生活リズムが大きく乱れています。社会的な手続きなどはすべてお母様に代理を頼んでおり、外出も最低限の通院や近所のコンビニに限られ、他者とのコミュニケーションも困難な状況でした。将来への不安から当事務所へご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
今回は、初診日から1年6ヶ月を経過した日(障害認定日)に遡って請求を行う「遡及請求」として手続きを進めました。サポートにおける最大のポイントは、長期間にわたる療養生活の中で、ご相談者様がいかに日常生活に著しい制限を受けているかを審査側に正確に伝えることでした。「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、発病から休職・退職に至る経緯、そしてパニック発作による救急搬送など、病状が悪化していった過程を時系列で詳細に整理しました。特に、現在のご状況については、「対人関係の不安からコミュニケーションが母親に限られていること」「外出が極端に制限されていること」「行政等の手続きも自ら行うことができず母親の代理が必要であること」など、自立した生活が困難であり、ご家族の全面的なサポートが必要不可欠である実態を具体的に記述しました。また、ご自宅での生活のしづらさを主治医にも的確にお伝えし、現状に即した診断書を作成していただけるようサポートいたしました。
社労士からのひとこと
長引く症状と度重なる体調の波の中で、大変苦しい思いをされてきたこととお察しいたします。ご自宅でのご不便な状況や、お母様の手厚いサポートの様子を詳しくヒアリングし、書類としてしっかりとおまとめできたことが遡及での受給決定に繋がりました。煩雑な手続きを代行し、少しでもご負担を減らすお手伝いができて本当に良かったです。今後も更新の手続きなどでお困りの際は、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。
結果
決定内容:障害厚生年金3級(遡及)
受給額:623,800円(令和7年度)(遡及額:2,396,447円)
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