両側変形性膝関節症で障害厚生年金3級を取得、年間約63万円を受給できたケース
相談者
女性(60代/パート・休職中)
傷病名:両側変形性膝関節症(肢体の障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級 (年間約63万円受給)
相談時の相談者様の状況
発症は約10年前の平成28年頃でした。お仕事をされている中で次第に両膝に痛みや違和感を覚えるようになり、近所の整形外科を受診されました。レントゲン検査の結果、膝の軟骨がすり減っていることが判明しましたが、年齢的に将来再手術が必要になるリスクを考慮し、ギリギリまで手術は待つ方針となりました。その後はヒアルロン酸注射や月に1回のリハビリ・筋力トレーニングなどの保存療法を長年続けてこられました。しかし、徐々に右膝の関節も潰れてしまい、激しい痛みや足のこわばりから寝起きも大変な状態に悪化しました。そのため総合病院を紹介されて受診し、令和7年12月に両膝の人工関節置換術を受けられました。現在は飲食店のお仕事を休職し、退院後の経過観察とリハビリを続けておられますが、日常生活においては無理な動作ができず、外出時は小さな段差等にも注意が必要で、同伴者がいないと人混みを歩けないなど様々な不便を感じておられました。今後の生活費や仕事復帰への不安から、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
人工関節を挿入した場合、原則として障害厚生年金3級に該当しますが、今回は初診日が約10年前と古いため、まずは当時の整形外科から正確に初診日の証明(受診状況等証明書)を取得することが第一歩でした。「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、10年以上にわたる保存療法の経緯から、症状が悪化して両膝の手術に至るまでの過程を時系列で分かりやすく整理しました。また、現在の生活状況についても、単に「手術をした」という事実だけでなく、「小さな段差への恐怖から人混みでの歩行が困難であること」「散歩や買い物など日常の外出にご家族の援助が必要不可欠であること」、そして「立ち仕事ができず現在は休職を余儀なくされている厳しい実態」を具体的に記載し、日常生活や就労に著しい制限が残っていることを審査側へしっかりと伝えるサポートをいたしました。
社労士からのひとこと
約10年もの長きにわたり、強い痛みと付き合いながらお仕事を続けてこられたご苦労は、本当に大変なものだったとお察しいたします。今回、長いご治療歴の整理や煩雑な書類作成を代行させていただき、無事に障害年金の受給に繋げることができて私も大変嬉しく思います。まとまった年金が、安心して療養やリハビリに専念するための支えになれば幸いです。今後も更新のお手続きなど、何かご不安なことやお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。
結果
決定内容:障害厚生年金3級
受給額:635,500円(令和8年度)
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