うつ病で障害厚生年金3級を取得、年間約63万円を受給できたケース
相談者
女性(20代/無職)
傷病名:うつ病(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級 (年間約63万円受給)
相談時の相談者様の状況
平成29年頃、上司の感情の起伏が激しい職場環境で常に顔色をうかがいながら業務を行ったことで強いストレスを感じ、心療内科を受診しましたが、その時は「緊張症」と言われ継続的な治療は行われませんでした。その後、部署異動により業務負担が軽減し、数年間は安定して働くことができていました。しかし、令和4年頃に再び部署異動があり、職場環境の変化に対する不安と恐怖からパニック症状が現れるようになりました。自分での判断ができなくなり、産業医の紹介でクリニックを受診したところ、「うつ病」および不安障害と診断されました。当初は症状が非常に強く、外出が全くできずにほぼ終日ご自宅の布団で過ごす状態が続き、お仕事も退職せざるを得なくなりました。現在は少しずつデイケアへの通所ができる日も増えてきましたが、体調の波が非常に大きく、全く動けない日も混在しています。月2回の通院はお母様の送迎で行っており、入浴や食事など日常生活全般においてもご家族の援助が不可欠な状態が続いていることから、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
今回のケースでは、過去に一度受診歴(平成29年頃)があったものの継続的な治療には至っていなかったため、症状が本格化して受診した「令和4年」を初診日として手続きを進めました。「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、過去の一時的な不調から、令和4年の部署異動をきっかけとした発症、そして退職に至るまでの経緯を時系列で分かりやすく整理しました。また、現在はデイケアに通所できる日があるものの、依然として体調の波が激しく悪い時はほぼ家で寝ていることや、日常生活の多くの場面でご家族の援助が必要であるという厳しい実態を詳細に記述しました。これらのご自宅での生活のしづらさやご家族のサポート状況を、書類を通じて審査側にきちんとお伝えできるようサポートいたしました。
社労士からのひとこと
職場環境の変化による強いストレスで体調を崩され、退職や療養を余儀なくされたご苦労は大変なものだったとお察しいたします。今回、複雑な経緯の整理や、ご自宅での生活のしづらさなどを書類としてまとめることで、審査側に実態をしっかりとお伝えするお手伝いができ、無事に受給に繋がって私も大変嬉しく思います。更新のお手続きなど、今後も何かご不安なことやお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。
結果
決定内容:障害厚生年金3級
受給額:635,500円(令和8年度)
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