アスペルガー症候群・うつ病で障害基礎年金2級を取得、年間約81万円を受給できたケース

相談者

女性(40代/無職)
傷病名:アスペルガー症候群・うつ病(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約81万円受給)

 

 

相談時の相談者様の状況

幼少期から人とのコミュニケーションが苦手で、学生時代にも友人関係のトラブルなどがありました。学校卒業後、単独で行う作業の仕事は長く続いたものの、職場の人間関係に馴染めずに孤立していじめを受けたり、転職を繰り返したりするなど、長年生きづらさを抱えながら無理をして働いてこられました。ご結婚後の令和元年頃、パート勤務をしていた会社でパワハラを受けたことで体調を崩し、めまいや嘔吐、頭痛などの症状が現れました。内科等を受診しても異常がなく、ご主人様に相談して心療内科を受診したところ、発達障害およびうつ病が判明しました。その後、別のご病気(乳がん)も併発されて就労が全くできなくなりました。現在は複数のことを同時にこなすことができず、極度の疲労から家で横になって過ごす日々が続いています。ご主人様の援助がなければ、食事の準備や入浴、掃除など日常生活のすべてが成り立たない厳しいご状況であり、今後の生活費へのご不安から当事務所へご相談にいらっしゃいました。

 

 

相談から請求までのサポート

発達障害(アスペルガー症候群)での請求となるため、「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、幼少期から現在に至るまでの長い経緯を丁寧に整理する必要がありました。これまでの就労において、人間関係の構築が難しく何度も転職を繰り返すなど、ご本人様が抱えてこられた長年のご苦労を時系列で分かりやすくまとめました。また、現在のご自宅でのご様子について、単に別のご病気(乳がん)の影響だけでなく、うつ症状や極度の疲労により、着替えや入浴、買い物といった基本的な生活動作さえもご主人様の全面的なサポートなしではできないという「日常生活の著しい困難さ」を詳細に記述しました。これらのご家庭での厳しい実態をご主人様からもヒアリングし、医師に参考資料としてきちんとお伝えすることで、現状に即した診断書を作成していただけるようサポートいたしました。

 

 

社労士からのひとこと

幼少期からの人知れず抱えてこられた生きづらさや、お仕事での辛いご経験、そして別のご病気の治療も重なり、心身ともに本当に大変なご苦労をされてきたこととお察しいたします。今回、ご主人様にもご協力いただき、ご自宅でのご不便な状況や手厚いサポートの実態をしっかりと書類にまとめることができ、無事に障害年金の受給に繋がって私も大変嬉しく思います。この年金が、ご夫婦のこれからの生活の安心に少しでも繋がれば幸いです。更新のお手続きなど、今後も何かご不安なことやお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。

 

 

結果

決定内容:障害基礎年金2級

受給額:816,000円(令和6年度)

年金生活者支援給付金:65,400円(令和6年度)

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