双極性障害で障害基礎年金2級を取得、年間約81万円を受給できたケース

相談者

女性(40代/パート・休職中)
傷病名:双極性障害(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約81万円受給)

 

 

相談時の相談者様の状況

平成22年頃、ご結婚と転居を機に偏頭痛や不眠などの症状が現れるようになりました。当時は内科で睡眠薬などを処方されていましたが、精神疾患としての治療は受けておられませんでした。その後、平成29年頃から不眠がさらに強くなり、うつ病を疑って初めてメンタルクリニックを受診されました。その後、ご自身に合う病院を探して転院したり、定期的に通院していたクリニックの主治医が急逝され、慌てて別の病院を探して転院されたりなど、大変なご苦労をされながら現在まで治療を続けてこられました。現在は、イライラや落ち込みを繰り返し感情のコントロールがうまくできず、うつ状態が強いため「死にたい」と考えてしまうこともあるなど、精神的に非常に不安定な状態です。月に数回のパート勤務もできずに休職しており、デイケアへの参加も勧められていますが外出もできない状況です。他人と話すことができず、家事のほとんどをご主人様に依存しており、通院も含めてご主人様の援助がなければ生活が成り立たないことから、当事務所へご相談にいらっしゃいました。

 

 

相談から請求までのサポート

今回のケースでは、初診から現在に至るまでに複数のクリニックを受診されており、途中で予期せぬ転院(主治医の急逝によるもの)もあったため、これまでの複雑な通院履歴を整理して審査側に正確に伝えることが重要なポイントでした。「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、発症当時の状況から現在までの経緯を時系列で分かりやすくまとめました。また、ご自宅でのご様子について、「一人では外出できないこと」「他者との会話が困難であること」、そして食事の準備や掃除・洗濯といった家事全般が全くできず、ご主人様の全面的なサポートが不可欠であるという「日常生活の著しい困難さ」を詳細に記述しました。これらのご家庭での厳しい実態を医師にも参考資料としてきちんとお伝えし、実態に即した診断書を作成していただけるようサポートいたしました。

 

 

社労士からのひとこと

長年のご体調不良や気分の波に加えて、予期せぬ病院の閉院などもあり、不安なご経験を重ねてこられたこととお察しいたします。今回、複雑なご通院歴の整理や、ご自宅でのご主人様の献身的なサポートのご様子をしっかりと書類にまとめることで、審査側に実態をお伝えするお手伝いができました。この年金が少しでもご夫婦の今後の安心に繋がれば嬉しく思います。更新のお手続きなど、今後も何かご不安なことやお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。

 

 

結果

決定内容:障害基礎年金2級

受給額:816,000円(令和6年度)

年金生活者支援給付金:65,400円(令和6年度)

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