双極性感情障害で障害基礎年金2級を取得、年間約81万円を受給できたケース

相談者

男性(40代/無職)
傷病名:双極性感情障害(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約81万円受給)

相談時の相談者様の状況

平成25年頃から不安や胸の苦しさ、やる気の低下が生じ、仕事も欠勤しがちになりました。精神科を受診して治療を開始したものの、気分の波が激しく、多動や多弁になったり、感情を爆発させたりする躁うつの症状を繰り返すようになりました。お仕事上で大きなトラブルを起こして救急搬送される事態も発生し、医師の勧めで入院治療も経験されました。退院後も定期的に通院を続けられていましたが、数年前にご自身で障害年金を請求された際には不支給となってしまいました。その結果、今後の生活への不安からさらにうつ状態が悪化し、ご自宅に引きこもる生活となってしまいました。現在は、就労に向けて求人を見ようとするだけで動悸や過呼吸、パニック発作が起きてしまう状態です。また、ご自宅ではお食事や入浴、お着替えなどの基本的な生活動作の多くでご家族の援助がなければ日常生活が成り立たない厳しい状況であり、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

相談から請求までのサポート

今回のケースは、過去にご自身で請求されて不支給となった経緯があったため、前回請求時からの症状の悪化や、現在の生活の困難さを審査側に正確に伝えることが重要でした。「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、発症から現在に至るまでの激しい気分の波(躁状態とうつ状態の繰り返し)や、度重なる入退院の経緯を時系列で分かりやすく整理しました。また、現在のご自宅でのご様子について、単に「引きこもっている」というだけでなく、お食事やお着替え、お掃除など日常生活のほぼ全てにおいてご家族のサポートが不可欠であるという実態を詳細に記述しました。さらに、就労しようとするとパニック症状が現れるといった具体的なエピソードも盛り込み、日常生活や就労に著しい制限があることを審査側にしっかりと伝えるサポートをいたしました。

社労士からのひとこと

長きにわたるご体調の波に加え、一度不支給となってしまったことでの将来へのご不安は、本当に大きなものだったとお察しいたします。今回、複雑なご経歴やご自宅でのご不便な状況をしっかりと書類におまとめし、無事に年金受給に繋げることができて私も大変嬉しく思います。この年金が、安心してご療養いただくための支えになれば幸いです。更新のお手続きなど、今後も何かお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。

結果

決定内容:障害基礎年金2級

受給額:816,000円(令和7年度)

年金生活者支援給付金:65,400円(令和7年度)

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