うつ病で障害厚生年金3級を取得、年間約61万円(遡及額:954,608円)を受給できたケース

相談者

男性(50代/無職)
傷病名:うつ症(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級 (年間約61万円受給)(遡及額:954,608円)

相談時の相談者様の状況

長く続けていた仕事において、職場環境の変化や業務上の負担が重なったことで、強いストレスを感じるようになりました。不眠や倦怠感、食欲の低下などの症状が現れ、医療機関を受診して治療を開始されましたが、症状は改善せず、休職を経て退職を余儀なくされました。退職後も体調は回復せず、自宅で過ごす時間が増え、外出や他者とのコミュニケーションにも大きな困難を感じるようになりました。不眠や日中の強い眠気などもあり、身の回りのことや家事を自力で行うことが難しい状態です。現在はご家族と同居されていますが、食事や家事、金銭管理、通院など、日常生活のさまざまな場面でご家族の援助が必要となっています。今後の生活への不安を抱える中、当事務所へご相談にいらっしゃいました。

相談から請求までのサポート

今回のケースでは、複数の医療機関を受診されていたため、これまでの受診歴や治療経過を整理し、審査側に正確に伝えることが重要なポイントでした。「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、職場での負担が重なって体調を崩し、休職・退職に至った経緯から、その後の療養生活までを時系列に沿って分かりやすく整理しました。また、現在の日常生活についても、単に「無職で自宅にいる」という事実だけではなく、外出や他者との交流が難しいこと、家事や身の回りのこと、金銭管理、通院などについてご家族の継続的な援助が必要となっている実態を具体的に記載しました。さらに、過去の時点における生活状況についても整理し、遡っての請求に必要となる資料の準備を進めました。ご家庭での生活状況をまとめた参考資料を主治医の先生へ共有し、診察室だけでは伝わりにくい日常生活上の制限が診断書に適切に反映されるようサポートしました。その結果、障害厚生年金3級の受給決定と、約95万円の遡及受給につなげることができました。

社労士からのひとこと

職場でのさまざまなご負担から体調を崩され、休職や退職を余儀なくされた中で、その後も長く療養を続けてこられたことは、本当に大変なご苦労だったこととお察しいたします。今回、これまでの複雑な受診歴や治療経過、ご自宅での生活におけるご不自由さ、ご家族のサポート状況などを丁寧に整理し、書類を通じて審査側に実態をお伝えするお手伝いができました。無事に年金受給と遡及受給につなげることができ、私も大変嬉しく思っております。この年金が、ご本人様とご家族の皆様のこれからの生活や療養を支える一助となれば幸いです。更新のお手続きなど、今後も何かご不安なことやお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。

結果

決定内容:障害厚生年金3級(遡及)

受給額:612,000円(令和6年度)(遡及額:954,608円)

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