うつ病で障害基礎年金2級を取得、年間約81万円を受給できたケース

相談者

男性(60代/無職)
傷病名:うつ病(精神の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約81万円受給)

相談時の相談者様の状況

以前から気分の落ち込みなどの不調がありましたが、精神科・心療内科への受診に抵抗があり、当初は内科で治療を受けながら生活されていました。お仕事についても、体調や集中力の低下などから業務を円滑に行うことが難しく、仕事を長く続けることができない時期が続いていました。その後、精神科・心療内科での治療を開始されましたが、現在も気分の落ち込みや強い不安感が続いています。日常生活では、戸締まりなどを何度も確認してしまうといった不安症状があり、一人で外出することにも大きな困難を感じておられます。また、食事や金銭管理、服薬管理などについてもご自身だけで行うことが難しく、通院にもご家族の付き添いが必要な状態です。日常生活の多くをご家族の支えによって維持されている状況であり、今後の生活への不安から当事務所へご相談にいらっしゃいました。

相談から請求までのサポート

今回のケースでは、初診から長期間が経過しており、当初は内科で治療を受け、その後に精神科・心療内科へと治療の場が移っていたため、これまでの受診歴や病状の経過を整理し、審査側に正確に伝えることが重要でした。「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、発症当時の状況から、就労上の困難、医療機関での治療、現在の療養生活に至るまでの経過を時系列に沿って分かりやすく整理しました。また、現在の日常生活についても、単に「無職である」という事実だけではなく、一人での外出が難しいこと、食事や服薬、金銭管理などにご家族の援助が必要であること、さらに身の回りのことについても声掛けや見守りが必要となっている実態を具体的に記載しました。ご家族からも普段の生活状況を丁寧にお伺いし、日常生活におけるご本人様の困難さやご家族のサポート状況を整理した参考資料を主治医の先生へ共有しました。診察室での様子だけでは伝わりにくい生活上の制限が診断書に適切に反映されるようサポートした結果、障害基礎年金2級の受給決定につなげることができました。

社労士からのひとこと

長きにわたるご体調不良や強い不安を抱えながら生活される中で、ご本人様はもちろん、日々の生活を支えてこられたご家族の皆様も、さまざまなご苦労をされてきたこととお察しいたします。今回、これまでの長い治療経過や就労上のご苦労、そしてご自宅での生活における具体的なご不自由さやご家族のサポート状況を丁寧に整理し、書類を通じて審査側に実態をお伝えするお手伝いができました。無事に年金受給につなげることができ、私も大変嬉しく思っております。この年金が、ご本人様とご家族の皆様のこれからの生活や療養を支える一助となれば幸いです。更新のお手続きなど、今後も何かご不安なことやお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。

結果

決定内容:障害基礎年金2級

受給額:816,000円(令和6年度)

年金生活者支援給付金:65,400円(令和6年度)

(0187)

 

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