左下腿壊死(全身性エリテマトーデス)で障害基礎年金1級を取得、年間約102万円を受給できたケース

相談者

男性(60代/休職中)
傷病名:左下腿壊死(全身性エリテマトーデス)(肢体の障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級 (年間約102万円受給)

相談時の相談者様の状況

長年、全身性エリテマトーデス(SLE)に伴う腎機能の障害を抱え、これまでにも腎臓に関する治療を継続されていました。ある時、体調の急激な悪化により救急搬送され、検査の結果、重篤な感染症による全身状態の悪化が判明し、緊急入院となりました。その後、左下肢の感染症が重症化し、生命を守るために左下肢の切断手術を受けることとなりました。手術後は別の医療機関へ転院し、義足の作製やリハビリテーションに取り組まれています。しかし、下肢を失ったことによって自力での移動や身の回りの動作が大きく制限され、日常生活のさまざまな場面でご家族の援助や介護サービスによる支援が必要な状態です。通院などの外出にも介助が必要となり、お仕事も休職を余儀なくされています。今後の生活や介護への不安を抱える中、ご家族の支援を受けながら当事務所へご相談にいらっしゃいました。

相談から請求までのサポート

今回のケースでは、下肢の切断という大きな障害が残ったため、障害認定日の特例を踏まえて、適切な時期に請求手続きを進めることが重要なポイントとなりました。また、以前から全身性エリテマトーデス(SLE)による治療を受けておられたため、今回の障害との関係や、請求対象となる傷病の発症・治療経過を整理する必要がありました。そこで、救急搬送から入院治療、手術、転院、リハビリテーションに至るまでの経過をご家族から丁寧にお伺いし、「病歴・就労状況等申立書」に時系列で分かりやすくまとめました。さらに、退院後の生活についても、単に「下肢を切断した」という事実だけではなく、義足を使用した移動に大きな制限があること、ご家族や介護サービスによる継続的な支援が必要であること、通院などの外出にも介助を要することなど、日常生活における具体的な困難さを丁寧に記載しました。こうしたご自宅での生活状況や介護の実態を整理し、審査側に適切に伝わるよう書類作成をサポートした結果、障害基礎年金1級の受給決定につなげることができました。

社労士からのひとこと

突然の体調悪化から重い感染症による入院、そして下肢の切断と、その後のリハビリテーションまで、短期間のうちに大きな変化を経験され、ご本人様はもちろん、ご家族の皆様も計り知れないご不安やご苦労を抱えてこられたこととお察しいたします。今回、これまでの治療経過や障害が残るまでの経緯、そして現在の生活におけるご不自由さやご家族・介護サービスによる支援の状況を丁寧に整理し、書類を通じて審査側に実態をお伝えするお手伝いができました。無事に1級の受給決定につなげることができ、私も大変嬉しく思っております。この年金が、今後のリハビリテーションや療養生活、介護サービスの利用を含めたこれからの生活を支える一助となれば幸いです。更新のお手続きなど、今後も何かご不安なことやお困りごとがございましたら、どうぞいつでもお気軽にご相談くださいね。

結果

決定内容:障害基礎年金1級

受給額:1,020,000円(令和6年度)

年金生活者支援給付金:79,656円(令和6年度)

(0186)

 

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