慢性腎不全で障害基礎年金2級を取得、年間約83万円を受給できたケース
相談者
女性(60代/自営業・休職中)
傷病名:慢性腎不全(腎疾患による障害)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約83万円受給)
相談時の相談者様の状況
長年、ご自身で飲食店を経営されていましたが、令和5年2月頃に体調を崩して救急搬送され、心不全や糖尿病、腎機能障害が判明しました。その後も入退院を繰り返し、令和6年1月には人工透析を開始されました。現在は週3回の透析治療を受けており、これまで続けてこられたお仕事は休業せざるを得ない状況となっています。また、透析後の強い疲労などから、食事や入浴、掃除、買い物などの日常生活にもご家族のサポートが必要となっていました。仕事を続けることが難しくなり、今後の生活や収入への不安を抱え、「障害年金を受給できる可能性があるのか」と当事務所へご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
人工透析を開始された場合、原則である「初診日から1年6ヶ月」を待たずに、人工透析を開始した日が障害認定日となる特例があります。そのため、この特例を活用して速やかに請求手続きを進めました。「病歴・就労状況等申立書」の作成では、体調不良による救急搬送から、病状の進行、人工透析の開始に至るまでの経過を時系列に沿って整理しました。また、個人事業主として店舗を経営されていたものの、実際には病状の悪化により仕事を続けることができず、休業状態となっていることを明確に記載しました。さらに、週3回の透析による身体的負担や、食事・入浴・家事などにご家族のサポートが必要となっている日常生活の実態をまとめ、主治医の先生へ参考資料として共有しました。その結果、生活上の制限が適切に反映された診断書の作成につながり、障害基礎年金2級の受給決定をいただくことができました。
社労士からのひとこと
長年続けてこられたお仕事を、病状の悪化や透析治療の開始によって休業せざるを得なくなり、今後の生活について大きなご不安を抱えてこられたことと思います。今回、ご家族にもご協力いただき、これまでの治療経過や透析による生活上の負担、ご自宅でのサポート状況を丁寧に整理し、障害年金の受給につなげることができ、私も大変嬉しく思っております。この年金が、今後も透析治療を続けながら、少しでも安心して生活していくための支えとなれば幸いです。更新のお手続きなど、今後も何かございましたら、いつでもお気軽に当事務所へご相談くださいね。
結果
決定内容:障害基礎年金2級
受給額:831,700円(令和7年度)
年金生活者支援給付金:65,400円(令和7年度)
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※個人情報保護のため、掲載内容については一部内容を変更しています。

